起震車を体験しました(2022年2月20日)


震度6っていうけれど、一体どんな揺れなの?

大きな地震が起きるたびに「震度〇強」等の報道がありますが、数字を見聞きしてもその揺れをイメージするのは難しいものです。それぞれの地震に縦揺れや横揺れの特徴もあり、震度という一言では表せません。今回の日本語教室では防災講座の一環として、過去の大きな地震を再現する起震車に乗ってその揺れを体験しました。

2月20日(日)掛川市役所南玄関に起震車を用意、市役所危機管理課の職員の指導のもと、起震車を体験したり、119番のかけ方を練習したりしました。

初めて体験する強い揺れに、参加した日本語教室の生徒さん達は驚いていました。KICの職員も熊本地震の揺れを体験してみましたが、「机の下にもぐっていることもできず、手で頭を守るのが精いっぱい!」と語っていました。家具を固定する等、防災への備えの大切さを再認識しました。

その後、危機管理課の職員から119番通報の仕方を練習しました。消防署から聞かれること、伝えなければいけないことをメモした後、市役所の内線を使って練習しました。また、緊急通報の際の、三者間通訳を紹介するビデオを見たりしました。

日本で生活する中で、地震は避けては通れない災害の一つです。日本語教室の生徒さん達にも防災や災害について知ってもらい、いざという時に備えてもらえればうれしいです。

動画:

「起震車体験」
注意)阪神淡路大震災の揺れを体験しています。阪神淡路大震災について説明するアナウンスが流れています。

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