日本語ボランティア研修会開催 11月20日

11月20日(日)午後、市役所防災会議室にて、日本語ボランティア研修会を開催しました。
講師にテキスト「にほんごこれだけ!」筆者の森篤嗣先生(帝塚山大学現代生活学部准教授)をお迎えし、
外国人と「交流すること」をメインとした日本語学習活動方法を学びました。
子どもでも、外国人でも“コミュニケーションを大切にしながら学ぶ方法”を重視している講師は、地域学習者(外国人市民)にとって、地域で共に暮らす日本人とのコミュニケーションこそが「本当に必要な日本語」を学ぶ機会。日本語の文法よりも、地区のゴミの捨て方や、学校のPTA役員を引き受けるべきかどうか?を話し合う事の方が、学習者にとっては重要であり、生きた日本語となる。そのため、地域学習者の多い掛川では、ボランティア活動の垣根は低い方がよく、外国人と関わったことのない方も、交流しながら日本語を伝えていくボランティアとなってほしいとお話されました。後半は、「にほんごこれだけ!」を使ったおしゃべり型活動の実践方法を学びました。外国人市民と地域の方とコミュニケーションが増え、掛川弁を使いこなす外国人市民がもっと増えると嬉しいですね。受講された方々も、みなさん興味深くお話を聞いてくださいました。

カテゴリー: KICの活動, ボランティア   パーマリンク

コメントは受け付けていません。